なかなか治療記事が進みません。
そうしてるうちに、主人の治療関係書類をすべて段ボールに梱包しました。
引っ越しまであと二十日を切りました。
来週から一週間、実家に帰省することにしました。
主人の看病を第一に考えてくれていた母と兄、妹と過ごします。
父の最後の33回忌法要も主人の体調が安定せずに行けなかったけれど、
もちろん誰も何も言わず、主人を想い支えてくれた家族です。
さて。
荷造りがこんなにつらいものだと思わず、
引っ越しを決めた自分を恨んでさえいる今。
主人が使っていたものを一つ一つ手にするたびに、
主人が持っていた、主人が使っていた、その姿が次々出てきて
目を大きく開いたまま涙があふれてずびずびになって。
進まない、本当に時間がかかる。
でも。
しなければならない。
でも、でも、でも。
仕事の時間になってフラフラしながら支度して。
施設につくまで一泣きして、そんな目のまま仕事に入って。
ふっと現実に戻る。
おばあちゃん、おじいちゃんは
椅子から立ち上がるだけで5分以上かけて
一口水を飲みこむことも命がけで
トイレに行くのにも一歩ずつ一歩ずつ二人がかかりで進んで
大切なブロガーさんが仰ってくださった
タイトルにも書いた【健康であれば幸せ】
忘れてはいけないって
苦しいのは生きてるからであって
でも生きている、生かされている、そこに何かあるんだって
ちゃんとは生きなくてもいいけど
生きてるってことだけ忘れちゃいけないなって
感じる心と
見える思いを
忘れちゃいけないって
時々見失うくらいは笑って許してくれそうだけど
ずっとずっと見失っちゃいけないって
そうだよね。
明日は甲状腺のCT検査。
少しでも、微量でも悪化さえしてなきゃ、それでじゅうぶん。
私の心臓も、まだ笑顔で頑張って。
まだ暫くやることのこってるからね。